糖質制限することは糖尿病性腎症の改善の第一歩です

さまざまな種類の栄養素を適切な量摂ることが、糖尿病の進行を予防する食事法でもあります。適正なエネルギー量の範囲内で、バランスのよい食事をとるために「糖尿病食事療法のための食品交換表」は、とても参考になります。食品交換表というのは私たちが普段摂取している食品を、多く含まれている栄養素によって、6つの食品グループと表で示し調味料とは分けて、1単位80kcalに合わせた食品の重量が掲載してあります。食品交換表を活用することで、献立への迷いも払拭できるでしょう。体内時計が乱れると2型糖尿病性腎症や肥満のリスクが上昇します。普段わたしたちが行っている睡眠・糖代謝・脂質代謝、また体温・血圧など、ほとんどの生理機能には日内リズムがあり、いわゆる「体内時計」によってコントロールされています。「体内時計」は、日々の生活習慣で決まります。「時間栄養学」は「体内時計を考えた栄養学」と捉えることができます。「どの食品をどれくらいの量摂取するか」といったこれまでの栄養学に、体内時計の特徴を踏まえた「いつ食べるか」を加えて、食事のリズムと機能性がもたらす作用について考える新しい研究分野です。糖尿病予備軍から移行した糖尿病性腎症は、インスリンという血中の血糖値をコントロールするホルモンに異常が見られ、血糖値が上昇したままの状態が続く病気です。糖尿病を治療するにあたって、生涯をかけた目標は血圧・血糖・血清脂質などの血中の状態や体重の理想的な数値を維持することで、その他の病症を合併する可能性を避けることができ、健康な人と同様に活動的な日常生活や人生を謳歌できるよう努めることです。さまざまな治療法のうち、適切な食事療法を介して、糖尿病に追随するその他の病症(合併症や動脈硬化症など)も回避できます。人は加齢とともにインスリンの働きが低下するため筋肉への糖の吸収が減っていきます。血糖値の上昇につながる原因の一つです。とりわけ食事の後は、ブドウ糖がいっぺんに体の中に吸収されるため血糖値が上昇します。血糖値上昇を抑える手段として「ベジタブルファースト」があります。まずは野菜から食べるといった食事法です。ゴボウやキャベツなどの食物繊維を豊富に含む野菜は、効果として他の食品の消化吸収を緩やかにします。ご飯や麺類などの炭水化物に含まれる糖質をゆっくりと吸収するため、体内にブドウ糖が取り込まれるのを和らげます。「緩やかな糖質制限食」は、糖質摂取量の目安が1食あたり40gまでです。3食バランスよく食べて、できるだけご飯を少なくすることが大事です。若年層が好む「ラーメン・ライス」や「チャーハン・ラーメン」は最も避けなければなりません。「カツ丼とざるそばセット」のようなものも良くありません。すなわち、糖質ばかりの食事はよくないということです。糖質制限の例として種類の多い幕の内弁当とご飯を少なく摂ることを、すすめています。「緩やかな糖質制限食」では、カロリーはあまり気にせず、野菜・お魚・お肉といった食品もたくさん摂りましょう。日本人の5人に1人は罹ると言われている身近な病気『糖尿病』の予備軍について「食生活を改めたいけれど、なかなか難しい、特別な運動は必要ないのではないか」と言う方もいるかもしれません。自覚症状のない病気の場合は、予防のための注意を払うことは少ないかもしれません。糖尿病性腎症の予備軍から境界型になってくると、からだの中では、すでに変化が起き始めています。血糖値を正常に保つのに必要なホルモンとされるインスリン値に異常が出てくる反応は、無自覚のうちから顕れ、やがて糖尿病と診断されます。糖尿病は、1型糖尿病・2型糖尿病性腎症・その他の糖尿病に大別できます。そのうち、日々の食生活や生活習慣の影響は大きく「2型糖尿病性腎症」はその代表として、最も多くの患者数です。血糖値が高くなっても自覚症状を感じることが稀なため、そのことが悪化の原因となってしまいやがて合併症を引き起こす要因となります。不適切な食生活は2型糖尿病性腎症をまねくきっかけとなるので、食生活を見直さなければ治療へと進めません。体重や血糖をコントロールし糖尿病性腎症性の合併症を予防、そして悪化を防ぐことも食事療法の目的です。医師から指示されている1日の総摂取エネルギーが1600kcalの場合、1日20単位の食品と交換できますが、栄養素のバランスを考えることが重要になってきます。「食品交換表」には、代表的な外食メニューも載っています。カロリーや栄養素を参考にしておくとよいでしょう。一方、薬物療法を受けている患者さんの場合、食べるタイミングを間違えると低血糖になることがあるので注意が必要です。季節の変化を取り入れた献立作りや、上手な外食の仕方を覚えて、食事療法を豊かにしてください。毎日摂っている食事については、3食それぞれ同じくらいの分量が理想的ですが、たいてい夕食の分量が多くなってしまいます。食事にかける時間は、忙しくても20分は取ることです。そうした方が、血糖値の上昇を抑制できたり、満腹中枢が満足したりするからです。いくら仕事が忙しくても、食事を5分ほどですませるのは避けましょう。食物繊維は血糖値を下げる効果がありますので、海藻類やきのこ類を多く摂るようにしてください。ポテトやコーンには多くの糖質が含まれているので気を配ってください。もし糖尿病性腎症になってしまったら、好きなものを食べられないと大抵の患者さんは捉えます。だかといって、糖尿病性腎症の患者さんにとって、決して食べられないという食品はありません。普段の食事とは異なるメニューが「食事療法」というわけではなく、食品に含まれる栄養素の種類とバランス・自分に必要な総摂取エネルギーを工夫しながら実践することが目的です。こうした食事療法の目的は、糖尿病患者さんだから守らないといけないものではなく、健康なひとも含めみんなが考えないといけないことなのです。
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